BRAND STORYブランドストーリー

“より一歩上の「美味しさ」で、食べる人を笑顔に”

贅沢で上質なお菓子を、お求めやすい価格で届ける。
そんなコンセプトのもとチョコレート菓子を製造している『MOKA CHOCOLATE & Factory』
工房兼直売所があるのは、東京三鷹市牟礼。都心からやや離れたのどかな住宅街です。


「直売所と聞いて想像していたレベルじゃない」「とても美味しい、この安さで買えるのが嬉しい」と評判が評判を呼び、2022年2月のオープン以来、高い人気を誇っています。
それもそのはず。『MOKA CHOCOLATE & Factory』では、老舗ショコラトリーや高級ホテルのスイーツ部門で経験を積んだ、高い技術力と豊富な知識をもつシェフ達が「普段使いできる」お菓子を生み出しているのです。

自分たちでやっちゃおう、がきっかけ


もともと、工場直売というスタイルを考えていたわけではなかったと話して下さったのは、工房を運営している佐藤辰則さん、小清水 圭太さん、佐藤和架さんのお三方。
アットホームで温かい雰囲気ですが、ワールドチョコレートマスターズやインターナショナルチョコレートアワードなど、世界的なコンクールでの受賞歴もある凄腕シェフを中心に構成されている、まさにドリームチームです。

 

「もともと勤めていた場所で、『生チョコレートを96万粒作って欲しい』という注文があったんです。ですが、当時の製造体制ではどうしても生産が追いつかなくて……それなら自分たちで作っちゃおう!と三鷹に地下の工場を借りたのがはじまりでした。お話があったのが10月で、とにかくバレンタインのシーズンに間に合わせないと!と、内装も1ヶ月くらいで仕上げて、設備を整えて製造を始めました」

なんとか注文分を作り終えたものの、これからこの工房をどうしようか……という時に、思い立ったのが「直売」というスタイルだったそうです。

「そんなに唐突に直売を始めて上手くいくのか?と思われるかもしれませんが、ベルギー産の高級チョコレートを使用した菓子の販売員をしていた経験もあったので『お客様に喜ばれる商品とはどのようなものか』というのは目で見て、肌で感じていました。その経験を活かして『安定的にたくさんの高品質なお菓子を作って、地域の人に喜ばれる商品を届けよう』と考えたんです」

オープンに向けては、近隣にチラシ1万5千枚ほど配ったそう。地元にチョコレートの直売所ができた!?という物珍しさや期待も相まって、工房は地下で見えないにも関わらず、初日から50メートルを超える大行列に!
チョコレートを購入した方からも、「今まで食べたチョコレートと全然違う、美味しい」という声をたくさん頂いたそうです。


美味しさの秘訣は、素材の良さ


瞬時に地元を魅了した圧倒的な美味しさは、シェフがこれまでに培ってきた経験と審美眼によるもの。
『MOKA CHOCOLATE & Factory』では、クーベルチュール(製菓用のチョコレート)の中でも特に上質なものを選び、美味しさが最大限に引き出される味を作り込んでいます。

「チョコレート菓子の直売所なので、特にチョコレートの品質にはこだわっています。これまでの製菓の経験に加えて、あらゆるものを食べることで培ってきた『素材を選ぶ力』を発揮しながら、ひとつひとつ丁寧に作っています。味はスペシャルだけど、日常的に食べられるお値段で。一口食べれば、クオリティと値段の嬉しいギャップはすぐに感じていただけると思います」




直売所の人気の高まりに応えるべく、販売も毎月定期的に行うようになっていったそうです。
さらにその品質の高さから、高級ブランドの製造委託も徐々に増え、オープンから1年半過ぎた頃には、工場のあるテナントの1階と2階も丸ごと借りるまでに成長しました。

「製造をしていた地下工房の、1階と2階が空いたと聞いて『もう丸ごと借りちゃおうか』という話になり、1階に店舗とガレージカフェを設けました。お菓子を選んだ後に、ちょっと腰掛けて一服できる感じの場所があると便利だなと思って。都心のパティスリーのようなラグジュアリーな空間ではありませんが、足を運んでくださった方が心地よく過ごせる憩いの場になればといいなと考えています」

とびっきりの美味しさを、お求めやすい値段で。
毎日のおやつタイムを贅沢に彩ってくれる直売所の味を、是非ご自宅でも味わってみてはいかがでしょうか。

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